モーヲタとジャニオタ比較論(その4)

おまけ

さらにはそれ以前の、同人業界を考えると、女性アイドルのエロ漫画やらエロ小説に関して、アイドルミニコミの存在があったにせよ、同人誌即売会において、一ジャンルを形成するまでには至っていなかったのではないだろうか?

ですけど、現在は知りませんが、過去にはoricon主催だったかで日本青年館の会議室で、アイドル専門の同人誌即売会を行ってた記憶があります。いつからいつまでとかの記憶は乏しいですが、1990年前後には行われていたと思います。大体20〜30程度のサークルが参加されてたのではないでしょうか...

で、その当時のアイドル系の同人誌(いやミニコミ誌って言い方が主流だったかもしれません)って、「知美ちゃん新聞」などのオンリー系とか、ミュージックスクールなどの情報を取り扱っていた「アイドル四季報」などを除くと、大学の歌謡曲研究会の類のミニコミ誌が主流だったんじゃないかなあ...

でも総じてエロではないですよ(笑)。
評論やレポート主体。

それとエロですが、当時の美少女系漫画雑誌および同人誌のターゲットは「うる星やつら」や「クリーミィマミ」などのアニメが殆どで、アイドル系はあっても、先輩アイドルとかスポンサーのオヤジに苛められるとか、そんなのが主流です。
過去を遡ると昭和50年前後の三流エロ劇画でも数回目撃してます。もうそのころからの王道モノ(笑)。
で、この手のネタは、2年位前に流行ったアイドルパロディ系のAVでも垣間見る事が出来ます。一般的なエロクリエーターの頭の中は所詮そんなもんです(爆笑)。

で、現在のハロプロの同性愛ネタって私は詳しくは知りませんが、もしそれが対等な関係のレズビアンものであれば、かなり画期的なことだとは思います(笑)。
それは過去の単体アイドル主流の時代(みんなライバルな時代)と、現在のユニットアイドル主流の時代(みんなで一緒に頑張ろうねな時代)での状況の違いもあるでしょうね。

2004/03/16、22:50加筆修正