米ポルノ業界に学ぼう(苦笑)

ちょっと前の記事なので、皆さんご存知かも知れませんが。
http://www.hotwired.co.jp/news/news/business/story/20030128105.html

これは、(プロジェクトXでも放送された)沖縄で発生したウリミバエを撲滅する話に似ていますね。不妊化したメスのハエを大量に放てば、自然と数が減へっていくという寸法ですね。

これと同様、正規ソフトをあえてP2Pネットワークに大量に流通させ、正規ソフトのヒット率を高め、違法品を駆逐していこうという方法なんでしょう。
転んでもタダでは起きないのが風俗業界。これは日本でも海外でも変わりませんね(笑)。

そういえば、私自身、WWWに初めて触れる機会があったのが1995年前後だったのですが*1、当然アダルトサイトは既に存在し(その時は会社にしか環境がなかったので、見るのに命を賭けましたよ(笑))、当時は無料で海外のサイトが殆ど。これが徐々に同じURLでどんどん有料化していったりして(大体1996〜1997年頃かなあ)、最初に餌を撒き、金になるといった時点で有料化するといった「商売の鉄則」を肌で感じた時期があったのですけど(笑)、再びこの世界(P2P)でも起きそうです。
で、フリーであることを求める大衆は別の場所へ移動する...といった「いたちごっこ」が当面繰り返されるのでしょう。

しかし、そこまでギラギラしていない音楽業界、同様のシステムを構築できれば、P2P系だけではなく色んなメディアに効果があるんでしょうけど...やる気あんのかな?

*1:まだMOSICがメジャーな存在でした。