day after tomorrow@赤坂BLITZ

場所鳥(苦笑)。
内容はmisonoはアーティストか?アイドルか?等の予定(笑)。
(※内容は変更となる可能性がございます。ご了承下さい。)

2002/05/23、19:00頃追記
21世紀の「あがりた亜紀」こと、misonoたん率いるday after tomorrowのライブへ行って来ましたよ。

当日私の持っていたチケット番号は300番代。結構ラッキー!って浮かれモード全開でしたが、私の持っているチケットはアルファベット無し、その前にアルファベット付(Aのみ)が1700人もいる模様。とほほ(笑)。
結果、入場は藤本美貴@Zepp tokyo同様、後ろから数えた方が遥かに早い有様でしたが、観覧位置はなぜか前から2ブロック目のやや右側。通常のホールだったら8列目に相当する場所を確保。あ...別にやばいことはしてませんってば(笑)。ちょっとしたコツですよ。ちょっとしたコツ(苦笑)。
スタートはほぼ定刻どおり(18:30〜)だったと思います。

まずは、皆さんが気にしているであろう、周辺情報から。

ファン層
う〜ん、avexだからなあ、無難に男女比率50:50はキープしてくるんだろうね...で、いちゃいちゃ系も多いんだろうなあ...なんて想像(妄想)は、会場に来てみて見事に崩れ去りました(笑)。
どー考えても、misonoたんハアハア...な客しかいないじゃん。
まあ、俺もそーだが(爆笑)。
つーことで、男女比率は目算で85:15でしたね。ちょっぴり残念な気分(笑)。

グッズの少なさ
グッズ売り場には、datマークのTシャツ、携帯ストラップ程度しかなく、売り場は閑散としておりました。
avexなんだからチェキぐらい売れよ!...てのは冗談ですけど。ポスターや生写真セットであれば、この客層からみて、充分に捌けたでしょうね。
多分に首脳陣は、年度末の売上計上に必死になっていたんでしょうけど、勿体無いことするねえ。

サイリウムを狩るスタッフ集団
開演前、「ライターの火をつけることは消防法」云々という会場のアナウンスが流れておりましたので、へえ〜〜格好つけて海外アーティスト来日公演みたいなアナウンスするのねえ...なんて呑気に構えておりましたが、会場はライターはおろか、サイリウム含め「光り物」厳禁体制でございました(笑)。
彼女をアイドル視しているファンも当然おり、当然の様にサイリウムは振られておりました(全体の10%未満かな)が、2Fのスタッフが現場スタッフに直ちに連絡、すかさず乱入し、サイリウムを狩るわ狩るわ(笑)*1
まあ、多分にライブのDVD化をリリースする上で、アイドルチックな演出は極力避けたいという製作者サイドの目論見なんでしょうけど、彼女はアイドルでしょ(笑)。いい加減気づいて欲しいものですよ。>制作スタッフの皆さん

PPPH率は3割程度
で、最低限の目標であるサイリウムは狩ることが出来たんですが、さすがにPPPHは無理だったようです。
オーディエンスの中では、女性客を中心にPPPHは初体験だった方が多数だったのですが、徐々にノッてくれた感じですね。
前方の客は、ただコブシをあげているだけでしたが*2...

続かない「アンコール!」コール
そうそう、アンコールを要求する時って、一般的なコンサート・ライブでは手拍子オンリーですよね。
「アンコール!アンコール!」って叫ぶのはアイドル(アイドル声優含む)系のライブ以外見たこと無かったので、この部分も今回気になった点の一つですが、必死系な客を中心に盛り上げては消え、盛り上げては消えといった感じで、ショボショボでした。
これは客層もさることながら、アーティスト自身のポジション的な居心地の悪さからも来るものです。こーいったオーディエンスのサインもしっかり見極めましょうね。>制作スタッフの皆さん

以上。

事前の予想では、彼女のアイドル的ルックスが邪魔をして、焦点のボケたライブになるんじゃないかなあ?...って思っておりましたが、他のメンバーが(MC等で)大人しかった分、良くも悪くも彼女のパーソナルな面が出たライブでしたね。

彼女自身のボーカルについて。え〜っと、関西B.B.WAVE出身でしたっけ?...鍛え方が良かったんでしょうね。最初から最後まで実に安定しておりましたよ。
多分彼女は1日3回公演でも全然平気でしょう。声が腹から出る感じです。あの体型は伊達じゃあないですね。
総合的には評価は高いと思います。彼女のね。
衣装もシンプルで可愛い。好き(笑)。

ただ、曲は相変わらずavex製造工場にのせられた感じですね。多分に今後も、CMやTVのトークでは彼女の愛くるしい面を全面にさらけ出してくるでしょうが、そのキャラクターと曲のイメージのギャップが、「水と油になる・ならない」のギリギリの戦いではありますね。
これは、(多分に比較されるであろう)持田香織ちゃんが凄く得意なんですよね。与えられた曲を自分に浸透させてしまうスキルは。

一方、misonoの場合は、とにかく楽しみたいって感覚がどうしても先にきてしまう。これはどちらかというと、鈴木あみちゃんと似ている感じがしますね。
これは結構危険で、鈴木あみちゃんが失敗してしまったのは、この部分なんですよ。曲と自分本来のイメージとのギャップがどんどん広がってしまって、やがて「どこかで」破綻する。小室哲哉のスキルではその辺を操縦することが出来なかったんでしょう。
但し、minosoの(予想される)破綻スタイルは、どの曲も同じで、misonoのカラーが出ない...で、飽きられてしまう。というパターンで、若干違いますが...

まだまだ「伸びしろ」があり、食いつきが良さそうな彼女だけに、逆に色んなパターン食品...じゃなかった...作品を与えるべきなんですが、avexはそれが一番苦手そうだからなあ...このライブからファンの動向を探りださなければ、未来は決して明るくはないでしょうね。

*1:正確には注意を促す程度でしたけどね。

*2:まあ、それはジャンプできるほど動けなかったんでしょうけどね。