小倉優子/CD「恋のシュビドゥバ」/PV

スカパー「The MUSIC 272」のGIRLS CLIPSでで、小倉優子のCD「恋のシュビドゥバ」のPVを捕獲。VJの曲紹介に被せてあったため途中からのOAだったのですが、大まかなイメージは掴めました。

振りをベースとしながらも、アップを捕らえたり、ポージングに凝ったりが中心のオーソドックスなPVなんですが、基本的に無表情で、無意味に涙を流したりもする...という無味乾燥さを狙っている様な内容。
でもコアなアイドルファンほど無意識に口ずさみそう(笑)。

で、ビジュアル的なイメージは森高千里なんでしょう。が、宅八郎(いやむしろ北川昌弘(笑))をフィルターにして歪められた虚像を見ているような感覚です(笑)。
森高千里は実力があったからこその「非実力派宣言」なんですが、小倉優子はそこから実力を抜いた、まさしく真の大型非実力派アイドルといえる...かもしれません。

そーゆー意味での完成度は高そう...つーか、どーゆー意味なんだか(爆笑)。

そういえば作曲は前作「ウキウキりんごだプー!」と同様、志倉千代丸氏(!)なんですね。
彼の楽曲は今風な感覚に重きを置いている曲がある一方で、1980年代末期〜1990年代初頭のアイドルポップスっぽさを感じさせる通好みな曲も書いています(水樹奈々の「ジュリエット」とか)。さらに歌唱力に合わせて曲を提供している様なんですけど(笑)、この曲も例外なくその傾向を強く感じます。器用ですよねえ。
つーか、自身もコアなアイドルマニアなんですかねえ(笑)...でもダメダメアイドル系への提供曲までも、1980年代末期のダメダメアイドルポップス風にしなくてもいいような気もしますけど(大苦笑)。

ちなみにC/W「胸のRingtone.....」は山口由子提供。狙っているんですかね。

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余談(つーか、単なる妄想)。

PVの最後の方でアップになるんですけど、なんか一瞬、紺野あさ美とオーバーラップするんですよね。
つーか、来るべき紺野あさ美ソロデビュー(ってあるのか?)も、この系統がいいなあ...なんてね。
あ、衣装は「おじゃマルシェ」風でOKです(笑)。
でも、紺野はダンスが上手いから、ダメダメテイストにはならないなあ...それが悩みの種(笑)。