モーニング娘。/飯田圭織・石川梨華の卒業について(その1)

ゆめりあさんからモーニング娘。の今回の卒業の件についてメールいただきました。いつもありがとうございます。

その中で気になるリンクが2つほど入っていたので、ご紹介。
ひとつはアイドルを幅広く扱うみやけさんのコラム「君の夏に飛び込みたいっ!」。
「鮮度」というキーワードはティーンエイジ『アイドル』というカテゴリの中では最重要素のひとつ。卒業した後のメンバーは消耗しつくされた状況下で放たれるわけですから、人気を維持するのは困難であるというのは非常に解りやすい観点ですね。
但し、後藤真希については、確かに一度世間的な興味からは少々外れた存在になっていますが、結果的にそれが吉となる可能性を秘めています。ここが面白いところでハロプロファンを辞められない大きな理由でもあるのですが...
それと、個人的には藤本美貴avex絡みで娘。からこぼれたが、avex的は彼女の魅力を発見することは出来ずに、結局当初の目論見どおり原状回復的に加入したという見方なんだけど、亀井絵里の例に照らし合わせた場合、もしかしたら石黒彩的ポジションを任せられたんじゃないか?とみています。結婚はむしろ...おっと以下略(苦笑)。

それと「どうでもいい」には同感。彼ら自身も「どうでもいい」存在なんでしょうねえ。

で、もうひとつは、慶應義塾大学モーニング娘。研究会の「17歳の法則」。
研究成果によくありがちな"WHY?"が欠落しているところが惜しいのですが、着眼点はとてもいいと思います。で、問題の"WHY?"は何か?...それはもうお判りですよね。すなわちそれは「鮮度」。
でも、さらにもう一つ理由があるんですよね。それは何か?...これは前から言っているハイティーン世代の取り扱いの難しさ。どの時代も中心ボーカリストはミドルティーンからハイティーンにかけてですけど、その子達は精神的にも不安定でバッシングを受けやすく、他の年齢層のメンバーは好意的に受けとめられている傾向がある。これはこれからもずっと変わらないでしょう。

本当はハイティーンのボーカリストをピンで成功させるのが一番ですが、アイドル性を持たせるにはそこが一番難しいところです。多くはそこで失敗しています。殆どは3年持てばいいところでしょうね。松浦亜弥はその壁に立ち向かっていますが苦戦しそうです。

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つーか、そーいえば今回の卒業の件について何もコメント発していませんでしたね(笑)。

とりあえずは幾つかの想定される事象についてピックアップしながら、今後の大胆な予想などをしてみたいとは思っていたのですが、壮大な話になればなるほど疲れる(笑)。それほど様々な思惑が交錯している卒業発表だったんじゃないかと思っております。ハロプロリストラ発表と同等か、それより重いかもしれない。

鍵はやはりエッグオーディションです。
それはまた後ほど(苦笑)。