ラッキー7オーディションの年齢制限に関する推測

過去にもこんな記事があったのですけど、最近こんな記事がありました。

【芸能】舞台子役らの就労時間を午後9時までに延長(サンケイスポーツ)
(FLASH24記事として、地方紙にも同内容で掲載されています。)

現行では...

(深夜業)
第61条 使用者は、満18歳に満たない者を午後10時から午前5時までの間において使用してはならない。ただし、交替制によつて使用する満16歳以上の男性については、この限りでない。《改正》平9法92
 厚生労働大臣は、必要であると認める場合においては、前項の時刻を、地域又は期間を限つて、午後11時及び午前6時とすることができる。《改正》平11法160
 交替制によつて労働させる事業については、行政官庁の許可を受けて、第1項の規定にかかわらず午後10時30分まで労働させ、又は前項の規定にかかわらず午前5時30分から労働させることができる。年少者労働基準規則・第5条
 前3項の規定は、第33条第1項の規定によつて労働時間を延長し、若しくは休日に労働させる場合又は別表第1第6号、第7号若しくは第13号に掲げる事業若しくは電話交換の業務については、適用しない。《改正》平10法112
 第1項及び第2項の時刻は、第56条第2項の規定によつて使用する児童については、第1項の時刻は、午後8時及び午前5時とし、第2項の時刻は、午後9時及び午前6時とする。

(houko.com「労働基準法」より)

さらに...

(最低年齢)
第56条 使用者は、児童が満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終了するまで、これを使用してはならない。 《改正》平10法112

 前項の規定にかかわらず、別表第1第1号から第5号までに掲げる事業以外の事業に係る職業で、児童の健康及び福祉に有害でなく、かつその労働が軽易なものについては、行政官庁の許可を受けて、満13歳以上の児童をその者の修学時間外に使用することができる。映画の製作又は演劇の事業については、満13歳に満たない児童についても、同様とする

(同上)

...なので、法律上の整備は既に行われていたんじゃないかな。今回は認可の話なんだろうね。
でも、上記の記事だと「え?だってモー娘。って普通に21時まで出演していたじゃない???」って話になるんですけど、モーニング娘。というか、テレビ番組制作では21時までの出演は既に行われているので、認可済と考えて良いんじゃないかと思います(前出のZAKZAK記事にも「中学生」とありますし)。
小学生中心のベリ工はどうなんだろうね?...紅白にキッズって出演していたんでしたっけ???

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...とまあ、ここまでは前置き(笑)。
ここからが本題。

実は、今回のラッキー7オーディションの裏でこの手の話が進行しているのでは?...という個人的な推測の元、法改正を期待していたんですよ。

それは、多分に下記の...

第61条(抜粋)
 厚生労働大臣は、必要であると認める場合においては、前項の時刻を、地域又は期間を限つて、午後11時及び午前6時とすることができる。《改正》平11法160

...からなんですけど。

何故そう思うのかって?...そうですねえ...今回のオーディションの年齢制限が、中学卒業(見込)生から対象にしているからかな。
このオーディションが発表された当初は、それより下のカテゴリーは既にエッグまたはキッズに有力候補が存在しているのかと思っておりましたが、しばらく経ってその考えを改めました(笑)。
6月のエッグオーディションはBコースの参加者が極少だったことから「事実上」関東限定オーディションと考えてもいい。ならば地方参加者向けの今回のオーディション、当然このカテゴリーにも門戸を開くべきなのにそうしないのは...何故なんでしょうね?

それは、認可あるいは法改正に期待している部分が大きいんじゃないかと思います。
最年少の田中れいなが来年3月で中学を卒業する。その後は児童は一人もいなくなる。で、この特例が認可されれば、紅白の最後に登場することは無理でも、歌番組のスペシャルの後半部分に登場することは充分可能なんだよね。
同様にソロアーティストに対する恩恵も絶大でしょうね。

当然、そうなると子供向けじゃなくって、やや大人向けの楽曲で勝負することになりますから*1、そこでその世代にターゲットを絞ったフレッシュなメンバーも必要となってくる。

とまあ...こんな背景が見え隠れする今回のオーディション...さて、どうなることやら...

*1:つーか、昔のスタイルで勝負すればいいだけの話なんだけどねえ...