なっちのこと(その3)

でも、それだけではアレなので、この騒動が始まった時点で書き留めておいた文章を、先にアップしておきます。
いや、明日引き続きこの問題について考えるなんてことは無いかもしれませんので。

唐突に始まるのは、その前に何らかの文章があったからなんだけど、それはその時点での状況を簡単に紹介しようとしていたからです(この部分は単なる箇条書で、URL並べただけのレベルなのでアップはしません)。
その時点とは、メディア第一報発表直後なんですが、ウチは既に疑惑時点で紹介してますので、もう既に頭の中では『まとめ』モードになっています。

それではどうぞ。

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つーか、気になるのは「何故今まで見つからなかったか?」より「何故見つかってしまったのか?」ってこと。
音楽は誰でも予期せず聴いてしまうもの。それは常に盗作という指摘にさらされている。
でも今回の件は楽曲の作詞と異なり、それを管理する機関はない。
予期せず手にとってしまったしまったなんてことも無いだろう。深夜番組もそうだろう。

こーゆー考えがある...

写真集の場合はあくまでも写真がメイン。詩なんて”刺身のツマ”程度の扱い。エロ本の一行ポエムに盗作があったからってそれをイチイチ訴えることはしない。
ラジオは基本的には流れて消えるもの。
エッセイも基本的にはファンしか読まない。

一般人はこの程度の感覚しかないと思う。
でも...

写真集の詩だって彼女の一部なんだよ。
ラジオはきちんと録音して聴けなかった人も含めファンの共有財産なんだよ。
エッセイもファン以外の方にも広く読んでもらいたいんだよ。

...だよね。ファン心理としては。
特に騒動のトリガーになったラジオはネット文化そのものだよなあ...

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...とまあ、こんな感じの文章なんですけど、これが約8割ほどの文章の正体です。
とりあえず使える文章はこのくらい(汗)。
これに関する結論はこの時点では書いてません。

今、この文章を読んで感じることは、上は私が大体中高生くらいの時の感覚で、下がもしかしたら今の中高生の感覚なのかなあ...ってこと。

上は明らかにレコード中心主義っていうのか、歌謡番組至上主義っていうのか、とにかく曲として完成されたものが総てで、あとは未完成レベルあるいは習作レベルでもいいってこと。よくない表現で言えば「やっつけ仕事」。
あ、あくまでも「詩=付属品」的な考えですよ。写真や本文の優劣はここでは考えてません。

下はそうじゃなくってコンテンツは総て平等であるべきだということ。
多分にそれぞれのジャンルにスペシャリストがいることにより、それぞれのコンテンツだけで充分楽しめるようになった結果なんだろうけど...
それと、デジタル化で音が劣悪な状況でも満足できるってひとも増えている現状もあるかもしれないね。

でも、これって意外に新しい感覚で、「え?アイドルの本なんて所詮ゴーストライターの仕事だろ」って卑下している人の方が、まだまだ多数派だと思います。それは様々な意見を読んでのことですが、ある意味正常な感覚なので安心しています(笑)。
UFGのスタッフもその世代かもしれません。歌手を生業としていますしね。

その辺の感覚の違いも頭に入れておく必要があるかなあ...