ザ!情報ツウで「萌え」

昨日の日本テレビ系情報番組「ザ!情報ツウ」にて「萌え」の小特集が。
内容はおばさんへの街頭インタビュー「『萌え』って知ってますか?」から始まって、秋葉原でこんなものが流行ってますよ的な内容。メイドカフェなどを紹介。

まあ、正味数分程度の小特集なんですが、それを紹介する藤井恒久アナの勉強不足のみが目立った内容となっておりました。
例えば用法を説明する際、松本志のぶアナに向かって「今日の松本さんの服、萌えてますね」といった意味不明な事を言うんですが、その際「この場合は松本さん本人じゃなくて、松本さんの服のみに興味がある」旨の解説を加えたんですよ。うーん...それは単なる”足フェチ”とか”下着マニア”レベルだってば(苦笑)*1。松本アナは終始キョトンとしてました(キョトン萌え〜(苦笑))。

日テレのアナウンサーは体育会系馬鹿というか、スポーツ脳だけが異常に発達した人たちというか...「男おばさん」志向なフジテレビ男子アナとは対極的なんだなあと、改めて再認識。
こんな土壌だから、「オタク」をフリークス扱いする番組が出来て当然なんだろうなあ。

一方、コメンテーターや峰竜太さんは話がわかる方々で多少は救われました。
概ね「今の時代は優しさを求めている。」「今の若者は傷つきたくない。」といった発言が多く、奇異な目では見ておりませんでした。ある意味「癒し」に通ずるものであるという認識なのかな。
特に福岡政行氏のコメント「江戸時代の男性が浮世絵に傾倒していったことに似ている。」という旨の発言に、峰さん盛んに頷いておりました。藤井アナは訳わからんちん状態だった様ですが...

一応補足。
この番組で「NANA」を取り上げてみたらどうか?...という発言もしていた福岡氏の上記の発言、一見して的外れな例え方にもみえますが、もし、18禁マンガ(アニメ)が欧米でも人気があるということを承知の上での発言でしたら、かなり的確な捉え方をしていると思います。
また、伝えたい人の趣向性を把握した上で説明することも大切なこと。峰さんは偽江戸っ子系タレントなので、その方が食いつきがいいですしね。

*1:それを言うなら「めざましテレビ」の高島彩に対して言うべき。あの衣装はもはや芸術だよな。