坂本真綾/tune the rainbow

今週は新曲のリリースが少ないにせよ、彼女tune the rainbowが、2003/04/02付oriconディリーチャートで5位と好調な様です。
その理由の一つとして、初回盤が2,100円(税込)と高いのですが映画「ラーゼフォン多元変奏曲」の主題歌となっており、その劇場特別鑑賞券付きの限定盤(ASIN:B00008DYRP)が発売されているということでしょう。

(アニメ映画の)劇場特別鑑賞券とCDのコラボレーションといえば、笠原弘子さんの「約束の土地へ」を思い出します。このCDシングルは当時はレコード店ではなく、プレイガイドで購入することになっており、CDではなくチケットのおまけという扱いでしたが、もし今回と同様のスタイルであった場合、チャート的にはどうだったか?...気になるところですね。

余談ですが、パトレイバーTV版の主題歌はVAPだったということもあり、当初は所属アイドルの仁藤優子ちゃんの「そのままの君でいて」だったのですが、最高位が52位とのこと。一方、後半は彼女の「コンディション・グリーン」が採用され、最高位25位ですので、当時としては大健闘だったと思います(私の記憶ではもうちょっと高かった記憶がありますけど(笑))。
彼女はOVAパトレイバーの主題歌「未来派Lovers」や、先ほどのチケマガ辺りが、曲も良く、いわゆる勝負曲だったのだと思いますが。この頃の声優は(今もそうかもしれませんけど)アルバムが主戦場でしたので、いういう意味でアイドル声優時代としての彼女は試行錯誤の上に翻弄されてしまった感があります。
まあ、礎を築いてくれたという意味での功績は大きいですが。

で、その笠原弘子さんと坂本真綾ちゃんは同事務所(グループこまどり)。過去の経験が生かされたのでしょうね。