みんな「盛り上がるしかないでしょ!」、後藤真希

というわけで昨日のあややに引き続き、今日はゴッピィー*1こと我等の後藤真希ちゃんです。
後藤真希コンサート(2003/04/22、府中の森芸術劇場・どりーむホール、19:00〜)へ行ってきただよ。

結論から申し上げます(笑)。
前評判の高さで気になっておりましたが、期待通りの素晴らしいライブでしたよ。

それは、終了後に会場が明るくなっても沸き起こるオーディエンスの「ご〜っちん!」コールの連呼。これが有るか無いかでファンの満足度が判るんですよね。

本日現在(笑)の人気状況では、多分に、
  松浦亜弥後藤真希
なんでしょうが、今回のライブを観る限り、総合力では、
  後藤真希松浦亜弥
だということを再認識しました。残念ながら底力が違います。

で、なぜかチケット売切れていない会場が幾つかあるんですが(苦笑)、あややと違って2階席でも充分楽しめますから、何かのついでにでも構いませんので、ご覧になられることをお薦めします。
いつもは「ハロプロなんて子供だましだよ。俺の傷ついたハートの隙間はマイナーじゃないと埋められないのさ」系の方でも、きっと楽しめるはずですよ。
2階席の方が必死系の客*2も見れて一石二鳥かも知れません。「あー昔の俺だ!」...なんて言わないように。

で、私の評価ポイントは下記の通り。

  • 松浦亜弥のように曲に近づくのではなくって、後藤真希は曲が近づいてくれる。
    どんな曲でも自分が歌えば自分の曲になってしまう強さがある。
    だから「赤い日記帳」も「SHALL WE LOVE?」も自分の世界観で展開できる。これがライブの安定感を生む要因なんですね。
    麻布十番方面に足向けて寝られませんよ。みなさん(笑)。
  • 苦手と世間で認識されつつあるMCですが、かなり長めで等身大の自分を表現できていてよいですよ。
    また内容も公演毎に変化させている様ですね。
  • スクリーンを使用した出し物も少なめ、「LIKE A GAME」の後に安易に出し物(笑)をせず、MCを持ってきたところも良かった。
  • メロン記念日の露出は多かったが、分断性は少なく相性もよい。
    「やる気!IT'S EASY」はともかく、他の曲もダンサーを必要する曲は多く、特にでしゃばることもなく曲に没頭できた。
    手を握って歩きたい」ではメロ記の幼児系コスチュームも楽しめて一石二鳥ですよっ、お客さん(苦笑)。
  • また、「LIKE A GAME」のパフォーマンスも水と油にならなくて良かった。
    この曲でのパフォーマンスは、まさに「後藤真希 with スーパーメロン記念日4」でしたね。あーなんかマスカット風味のガムが食べたくなっちゃいましたよ(笑)。
  • サントワマミーやFOLK SONG系などのカバー曲を一切演らなかった点は評価。
    その曲が他の曲に悪影響を及ぼすのならば切り捨てた方が良い。
    それよりも「パパに似ている彼」を重視したスタッフに感謝。

以上です。ちょこっと浮かれモードな分析ですが。ご了承ください。

一方、構成で?だったのは、

  • メロン記念日の登場の仕方が良くない。 紹介し曲に入るのではなく、曲の流れで自然に登場し、終わったあとで紹介しても遅くは無い。彼女達は主役ではないから、その方が良い。
  • アンコールが1曲しかなかった点。

...って感じですかね。これは人によっては気にならないかな。

参考サイト
セットリスト、感想は本家掲示板を見る方がいいでしょう。
http://www.asayan.com/bbs/article/m/morning/2516/mtnpdd/

2003/04/25、18:15頃追記
おお、おとなり日記が、凄いことになってる(苦笑)。
はてなDiaryの中ではここで書いてますね。一応リンク。
http://d.hatena.ne.jp/yuuma/20030425#p1
一途な方っていいですね。勿論いい意味ですよ。

ここも綺麗ですね。
http://d.hatena.ne.jp/zwei-japaner/

2003/04/28、13:45頃追記
敬意を表して。
http://www.akarik.org/tdiary/20030427.html
そうそう、確かにごっちんはステージを目一杯使いますよ! 中規模のホールはステージの横、10列目くらいまで細いステージ(何て言うのでしょうかね?)がありますよね、普段のコンサートでは照明が置いてあったり、スピーカーが立ち塞がっていたりしているゾーンですが、彼女はここも有効活用していました。端の人は要注意ですね。
メロン'80年代は同感です。つーか、つんく♂さん、ハロプロ内でもアーティストによってコンセプトを変えてきますから、各アーティストのルーツが何処にあるか?...って見方をすると楽しさ倍増ですね。

*1:多分私を含めごく少人数の間だけで呼ばれているであろう、秘密の呼び名です。何ででしょうね?

*2:ハロプロ系では「全身生写真男」など、ビジュアル的な判断で充分ですけど、今回はそーゆー客って意外に少なかったですね。一方、女性客やビジネスマンは多し。