PXC 250

先日の帰郷のお供として、ノイズキャンセリング機能を持ったヘッドフォン、独Sennheiser社のPXC 250、
http://www.gentrade.co.jp/sennheiser/Headphone/hdnewp.html#Anchor-17-20079
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20030418/dev021.htm
を先週末に秋葉原で購入。

まあ、購入したとたんに新製品なんてことは多々あることなんで、待っていようかとも思ったのですが、とりあえず使いたいときに買う時のが一番。
新幹線でもトンネルが多い上越新幹線ですし、それよりも通勤の100%を地下鉄線で過ごす現状では、必需品となることは目に見えていましたし。

まあ、BOSEでも良かったんだけど、なにぶん展示している場所が見当たらないので、如何わしさを連想させ、却下。
評判もあまり聞かないしね。

で、ヘッドフォンメーカーはマイクロフォンを製造しているオーディオメーカーが一番でしょ...って発想で、PXC 250にしましたよ。

使用感は下記の通り。

ノイズガードOFF
何かわざと音量落としているような気もするけど、まあ気のせいかなあ(笑)。
耳をヘッドフォンの様に軽くふさいで見ると分かるけど、ノイズが増幅されたような感じになる。これはどんなヘッドフォンでも同様かな。

ノイズガードON
OFFよりも音量が大きくなった気がするけど、気のせいかなあ(笑)。
逆相の波と重ね合わせることによって打ち消す仕組みなので、ONにした段階では、耳を圧迫するような感触がある。
全く聴こえなくなるわけではない。
地下鉄が地上の一般鉄道と同等程度に感じる。「ゴー」という音はシャットアウトできるが、レールの継ぎ目の音などは聞こえる。
近くを通り過ぎる車の音、車内アナウンス、会話等は聴こえる。
骨を伝わってくる音は聞こえる。

こんな感じですね。

乱暴な表現では、水泳時に潜って音が聞こえなくなる状態で、クリアな音楽だけが聴こえてくる感触かなあ。
いやいや(笑)、トンネル通過時など、気圧の関係で耳が聞こえにくくなった状態なのに、でも音楽だけはクリアに聴こえるといった方がいいですかね。
そんな感触なので、何人かに一人は気持ち悪く感じる人もいるかもしれませんね。

意外に良かったのは、通勤時よりも昼休みなど、ノイズが気になってゆっくり休めない場合には効果があるかもしれません。
別に音楽聴かなくてもいいしね。

ヘッドフォンは圧迫感があって、長時間かけていると耳たぶが痛くなるけど、1時間程度であれば問題ない感じですね。
音漏れはあるけど、ノイズガードが効いていれば大音量にする必要も無いので、問題ないでしょう。