長澤奈央/ライブ「Nao Nagasawa trip lip'03」/中野サンプラザ

行ってきただよ。

いろんな意味で緊張感のあるライブでしたね。
客層、パフォーマンスなどいろんな意味で。

詳細は明日にでも。
(セットリストは誰かお願いします(苦笑)。>行った方)

2003/08/19、18:45頃追記
↓の方が気になっている様ですので、
http://d.hatena.ne.jp/proshoot/20030819#p1
とっとと詳細を書きますね(笑)。

参加人数および施設について
多分↑の方を含め、多くのアイドルファンが気になるのはここら辺なんでしょうね。
今回の中野サンプラザのコンサート、デビュー直前の発売ということもあり、正直なところ「発売前から未知数でもある彼女に対しどれだけの集客があるのだろうか?」という興味はありましたね。
で、私がチケットを購入したのは発売後かなり経ってから。それ以前に一度ちチケットぴあの端末(コンビニにあるヤツね)をチェックしたところ(その時は買うかどうかは正直迷っていましたね)、その時は1階6列程度だったため、その時点では焦ってはいませんでしたけど、さすがにCDも発売した頃、そろそろ買わないとさすがに1桁は無理だろうね...と思い購入したところ、1階3列でしたよ(驚)。
多分にFCチケットのキャンセルか、ぴあ予約キャンセル分なんでしょうね。

ということで、招待などの大量動員は予想しておりましたが、その予想通り1Fの(12・13列の通路を挟んで)前半分の殆どはFC・一般発売分、後ろ半分の多くは招待客だと考えられます。
http://t.pia.co.jp/kaijo/map_plain/nsap110001.htm
1階最後方2列と2階は空席でしたので、収容人数2222−100(1F空席)−588(2F空席)→約1500名のご来場ということになり、「日本青年館」や「北とぴあ」クラスでしたら超満員&立ち見でてんてこ舞い(笑)ですね。
規模として申し分ないのは「東京国際フォーラム、ホールC」
http://www.t-i-forum.co.jp/japanese/facility_each/facility_each03.html
ですね。
ライブハウスではSHIBUYA-AXクラスですね。

私が到着したのは18:20頃でしたが、当日券購入者らしき人たちも見かけ、やはり事前の宣伝不足という感もありますね。
Priereもそうですが、彼女も中野サンプラザを1年前から押さえているということは、何かのプランはあったのでしょう。まあ、それは知る由も無いですが...
それでも招待客も含め、これだけの観覧者があったということは、こちらとしては嬉しい誤算ですね。
グッズも予想以上に売れていた様です。

開演時間・セットリスト
開演は18:45頃。これは招待客を捌く時間などが原因でしょうね。
セットリストは下記を参照。ありがとうございます。
http://d.hatena.ne.jp/ohmomo/20030818#p1
モチベーションも低く1時間強で切り上げるんじゃないかなあ...の予想に反し、終了は20:25分頃。

観覧状況
開演後立ち上がる客は、客席前半分のみ。後ろ半分はほぼ座っての観賞です。ハロプロ親子席状態ですな。
ファンの多くは未だアニメファンではなさそうです。サイリウムの振り方でなんとなく把握できますね。
途中で巨大風船が出てきましたが、これは1stコンサート必須アイテムですね。こうすることにより一体感が生まれます。ただ前半ではなくもう少し後でも良かったですね。
私は基本的にPPPHなどは行いますので、盛り上がり度は第20位くらいだったと思いますよ。苦笑。

彼女のパフォーマンスについて
歌はともかく、ダンスに関してはこのレベルで申し分ないでしょう。予想以上に良かったですね。
ビジュアルを活かしたパフォーマンスですね。よく練られており、振り付け師と自分の描いているイメージとの意思の疎通が上手くいっている印象ですね。まあ変な表現ですが(笑)、とても大事な部分ですね。
また、歌に関しても、この声ならアニメ系に深く突き進む勇気があれば(つーかスタチャだからそれしかないけどね(笑))、充分やっていける気もしますね。
ダンサブルな曲の内、数曲は口パクだったかもしれません。
彼女を観ている限りは(下記の問題を除き)ライブには没頭できましたよ。

カラオケライブの問題
参加人数の件はこの際おいておくとして、最大の問題点はカラオケライブだということです。
観客の殆どが彼女の熱狂的なファンで、放っておいても盛り上がるハロプロ系とは異なり、アーティストサイドから盛り上げなければいけない1stライブでは、多少無理をしてもバックバンド付きのライブに挑戦しても良かったのではないかと思いますね。
また、セットリストでお気づきの方も多いと思いますが、彼女はビジュアル志向ですので、予想通り(笑)衣装チェンジが多い。通常の場合、舞台で脱ぐことによってチェンジしていくのですが、はじめから露出度が高い彼女は着替えの回数も多いように感じました。
その度にスクリーン上映などでライブが分断されてしまうと、その後の曲に盛り上がりを継続できないので、ここが一番の課題ですね。また上映時間も長いこともマイナスです。
また、ハロプロなどに多い、サポートアーティストが居れば良かったですね。そうすればQ&Aも上映ではなく生で出来たでしょう。
また、アンコール終了直後に今後の予定が表示されましたが、これは余計です。これは本人の口から発表させましょう。

今後の期待
まあ、色々と書きましたが、総括として。
えーとですね。今まで多くのアイドルを見てきている私(マジかよ(笑))としては、過去仕事はともかく、こーゆーグラビア系も出来ますよって女の子が歌を唄って、新宿厚生年金会館や中野サンプラザ級のホールを満杯にした瞬間こそ、男性向けアイドル産業の本格的な復活なんだと考えています。
同タイプのアーティストには藤本美貴がいます。彼女はハロプロ系であるため、集客力は抜群に高いのですが、長澤奈央の場合は特撮系のファンはついていますが、ある意味ゼロからの出発ですよね?
そういう女の子が、今後まあアニメ声優などにもチャレンジし、いくつかの主題歌等を経験することによって、固定ファンを徐々に増やしていくのだと思いますが、同時にグラビアなどにもウエイトを置くことにより、どのように進化していくのか...そういった意味では今回のコンサートを行った意義は充分あるでしょう。
まあ、期待感の多くはスターチャイルドが占めていることは、言うまでもありませんが。

その他
今回のライブでは、本格的なカメラを数台用意し、巨大スクリーンにリアルタイムに映しておりました。
舞台も結構ハデ目で、本格的なモノでしたから、映像ソフト化も睨んでのことなんでしょうね。