星井七瀬/CD「恋愛15シミュレーション」
で、例の星井七瀬なんですけど、「うたばん」を観ていたハロプロファンの多くは「何だ!この曲は(苦笑)」と思ったことでしょう。
そう、彼女が星井七瀬です。皆様、星井七瀬、星井七瀬を何とぞよろしくお願いいたします(笑)。
まず、オリコンデイリー初日14位おめでとう。好発進だね。
http://www.asayan.com/bbs/article/m/morning/2675/rnamcc/index.html#rnamcc
つーか、マジで20以内狙っているんだね。
今回は特定のショップでの購買者対象イベントは無いはず(HMV原宿店はフリーの筈)ですので、まあ固定客度は高いにせよ、二日目に急降下って可能性は低いでしょう。
一(いち)アイドルファンとして、ホッと肩をなでおろしております(苦笑)。
そこで、ふと気になったのはレビューです。
一般リスナー達はこの作品のレベルについて行けないでしょうから、まあ概ね酷評に傾くでしょう。でもそれでは余りにもつまらな過ぎですよね。格好悪すぎ。
一方、メディアサイドのレビューでは、彼女をどのように表現しているのでしょう?...それがとーっても気になります。
まずはHMV
“なっちゃん”のシングル「ガラスのクツ〜なっちゃん」が全国的にヒット!いよいよ国民的アイドルに向けて星井七瀬のデビューシングルがリリース!
現在14歳の彼女に迫った詩の世界を描き、楽曲の中に彼女らしさがほんの少し見え隠れする作品。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1954287
Yahoo! Musicは...
サントリー「なっちゃん」のCMに出演し「ガラスのクツ〜なっちゃん」が全国ヒットした星井七瀬が、国民的アイドルを目指してデビュー・シングルをリリース。
http://musicfinder.yahoo.co.jp/shop?d=c&cf=10&id=toct4715
オリコンは...
サントリー『なっちゃん』CMでお馴染みの彼女が、星井七瀬としてデビュー。彼女の年齢である15歳の恋愛妄想を歌にしてみました、的な。15歳の等身大にヒップホップテイストが入るところは、時代の流れだなーと。
http://www.oricon.co.jp/cd_detail.asp?cdno=180705&K=1&m=1
以上。 オリコンはまあまあですが、他は基本的にプレスリリース的な素材から利用と思われ、ひねりも何も無い。
タワーレコードやamazonはレビュー無し。
自称(笑)音楽系サイトに至ってはlisten JapanもOngakuDB.comもBARKSもHOT EXPRESSも音沙汰無し。こんなサイトで楽しいのか(一部パクリ)?
つーか、この曲のレビューは難しいでしょうね。
作家陣のバックグラウンドが解りにくいのと、この先のコンセプトが全く見えてこないので、良く言えば松浦亜弥同様「毎回デビュー曲」なんですが、ある意味「うたばん」に出てきたネガティブ漫才の様に、一聴した限りでは「後が無い感」を強く感じます。ここら辺がレビュー魂というかモチベーションを萎えさせているのかもしれません。
しかし、「どうせポップス音楽なんて泡沫な音楽なんだから」とインパクトで勝負しているように感じるのならば、その狙いはある程度成功するでしょうし、同じく楽曲のインパクトで勝負していった深田恭子のナンバーの様にポジティブな方向に進まないところが、逆にアーティスティックで難解な音楽性に向かっている印象に繋がりますから、その部分をピックアップしていくと面白いレビューが書けるでしょうね。
で、これを「素晴らしい」といった者が勝負に勝つかもしれません。誰に勝つのかは分かりませんが(笑)。
また、この作品、スカパーのch272でPV捕獲してから数回鑑賞してますが、不思議なもんで違和感を感じないんですよね(笑)。まあこれは太古から数々の猛者・勇者達を観て育ったと言う事もありますが。
でも、「うたばん」での彼女の歌に立ち向かう姿勢(立ち向かうって何だよ(笑))に凄みさえ感じますね。プロ意識が凄いね。トークのダメダメぶりも「やっぱり私はトークが苦手な女優系なんです」ってことが良く分かってそれはそれでOK。顔も出来上がりつつある。
彼女は星井七瀬を演じているんだね。アイドルを演じているアーティスト。つまりアイドルとアーティストの融合ですな。ん...どこかで聞いたような気がするけど何だろう?
つーわけで、下の番組の「破壊力のある歌が歌える人」に続編があるのなら是非加えて欲しいですね。
http://www.miri.ne.jp/~hajime/mlifeoa2002.html
最後にC/W「ファーストステップ」ですが、うーん噂どおりの70年代風味のフォーキーで良質なアイドルポップスですね。これ聴いたら「下手くそ」なんて意見絶対アップ出来ないんですけどね(苦笑)。それくらい全く違和感ない。
前回も書きましたが、本来の彼女のイメージはこれですよね。女優型アイドルとしてのデビュー曲としては全く問題のない作品。
で、私は浅田美代子路線か、裕木奈江路線のどちらかかなあ...と思っておりましたので、星野真里と被らない様にするには、まあ前者の路線で行った方がいいかな...ってのはスタッフは分かっているはずなのに、何故Track01がこれなのか?...それが今後の懸案事項ですね。
ちなみにTrack01もTrack02(C/W)もアレンジャーは同じです。
それと、REMIX良いね。早川まみ「みんなでフーフー」のREMIXと同じくらい良い。
2003/10/17、00:45頃追記
えーっと、星井七瀬ファンもそーでないひとも、キーワード(星井七瀬←これ)をクリックしてみよう。そして中程に彼女の事を取り上げている日記があるから見てみよう。取り上げてる方々は分かってるよね〜。一安心だね。