市川由衣/CD「love letter」/楽曲データ

2004.02.11/市川由衣/love letter/PCCA-70060

T01. love letter
作詞:青柳美奈子/作曲:樫原伸彦/編曲:小西貴雄/コーラスアレンジ:割田康彦
T02. Fu Fu Fu☆Boyfriend
作詞:森由里子/作曲:marhy/編曲:小西貴雄/コーラスアレンジ:割田康彦

コメント(Track:01)
長くなりそうなので、曲別に分けます(笑)。

まず、作曲は我らが(笑)樫原伸彦氏。
幅広い分野で活躍していますね。最近では新人アーティストやインディーズ系の楽曲でもお馴染みかもしれません。
個人的には、フェリックのエロエロ歌謡の名作「愛のフィエスタ」が僕のお気に入り。iPodで聴いてます(大苦笑)。
BBRKでは2000年あたりに何度か登場。ハロプロでは童謡ポップスや中澤裕子のアレンジで一部マニアックなファンにも馴染み。

続いて、編曲はハロプロファンなら誰でも知っているアレンジャー、泣く子も黙る小西貴雄氏。
水樹奈々ファンにはPritsでもお馴染みですねっ。
堀江由衣の「ALL MY LOVE」のアレンジもそうだねっ。

最後に、コーラスアレンジは割田康彦氏。この方も現在様々な場面で活躍していますが、アイドルファンとしては「こんぺいとう」の人だったり、アニメファンなら笠原弘子の人だったりします(苦笑)。

...とまあ、ある意味これだけ豪華なメンツが揃ったのに、仕上がったのは、なんと100%ピュア80年代アイドルポップス(笑)。

まるで当時(1980年代中頃)にありがちな、”菊池桃子フォロワーアイドル”のスタッフが、「先生!! ここはひとつ桃子ちゃんの『もう逢えないかもしれない』っぽいの頼みますよっ!!!」って強くリクエストして無理矢理作って戴きました系の、そーゆー意味でも1980年代風なテイストの楽曲(苦笑)。

で、この作品、ドラムや間奏のピアノアレンジを中心に”あの時代”を忠実にトレースしているんですが、その結果というか副作用で、あの頃にありがちな抑揚の無いアイドルポップスに仕上がっちゃってます。先生方やりすぎです。つーか、大のオトナが集まってなにやってんだか(苦笑)。

多分に今のファンついていけません(笑)。つーか、俺この手の曲馬鹿にしてたのよ(苦笑)。でも、由衣ちゃん可愛いから、小父さん許しちゃおっかな〜(爆笑)。

コメント(Track:02)
次にTrack.02。
実はこちらの方が重要(笑)。
まあ、こちらも1980年代をモチーフにしているんですが、呉田軽穂作の「秘密の花園」(松田聖子)をちょっとB級にした様な感じが実にドリーミーでたまらない。

最近では青野瑛理の「さくらシャワー」とか、そーゆー感じに近いですねっ...って言っても知らないよね。誰も。

ちなみに作曲は「marhy」。 似たような表記で「marhy.」という方もいらっしゃるようですが、前者で間違いないでしょう。
主に田村ゆかりを中心にアニメ系などに楽曲を提供してます。ドリーミー志向な感じは、正にそうですね。

なので、アレンジは単なる1980年代のトレースではなく、アニメ・ゲームのキャラクターソングっぽい味付けをもしています。ここで小西氏を起用したのは大正解ですねっ。笑。

なので、これにはさすがの私でもまいった(笑)。つーか、18歳の生の可愛い女の子が、それもグラビア系のトップアイドルを欲しいままにしている女の子が、こーゆー萌え萌えな楽曲を唄ってくれるとは夢にも思わなかった。
ラクラきました。

おすすめ。
今週のチャンピオン(苦笑)。

#ちなみに、市川由衣野川さくら化が云々という話を以前した様な気がしますが、極度の猫好きといい、今回の萌え萌え路線といい、なんか25歳くらいの彼女の姿が、とーっても楽しみになってきたのですが、それは妄想のし過ぎでしょうか?
そー言えば彼女(野川さくらの方)の「エンジェルフィッシュ」もポニーキャニオンだったような...苦笑。