高橋愛/LOVE〜since 1999〜(その2)

(以下は今回の楽曲とはあんまし関係ないです。タイトルは「(その2)」となっていますが。)

前項の感想は、ちょっと歯切れが悪くてごめんなさい。多分このblogはじめて今回のコラムが一番自信ないです(苦笑)。

つーか、高橋愛って世の中のアイドルで一二を争うくらい難易度高いのよ(笑)。

ハロプロ系の論客な方々なら多分に肌で感じているでしょうが、グラビアアイドルやモデル・U-15等と違って、歌謡系アイドルって、単なる容姿とか性格とかって問題では済まされない部分での評論っていうのがありますよね。
例えば楽曲とか、番組・イベント・ライブひとつひとつの出来不出来など、本人がコントロール出来る・出来ないに関わらず、二次的な評論もしなければいけない部分が多々ある。
あ、グラビア系やモデル系でもきちんとそーゆー評論をしている方はおりますので、誤解なきよう。

それに加えて、現在のアイドルは分業化が進んでいるので、ファンそれぞれの得意ジャンルを見ていけばいいのであって、乱暴な表現をすると、ファンから観たアイドルちゃんそのものは、そのジャンルにぶら下がっている可愛い女の子に過ぎないんですよ。
さらに乱暴な表現をすると、「ファンが持っているイメージ=本人」と考えてもいいでしょう。嫌いでアイドルやっているひとって人気出ないでしょうから。それで間違いないと思います。

そんな中でも、歌謡系アイドルは(昔ながらの)総合的なアイドル像を求められがちなので、消耗度が高く過酷なんです。例えばZONEのTAKAYO脱退などがそうですし、それ以前に娘。の脱退劇をみれば明らかでしょう。
「イメージ≠本人」となってしまう危険性を常にはらんでいますし、そのような状況に陥りやすい女の子は壊れやすいんです。
その代表格は、その昔の安倍なつみだったのですが...じゃあ今は誰なのって聞かれると、直ちに高橋愛だよっ...て、まだ断言できないのですが(笑)、最右翼の一人であることは間違いないでしょうね。

(実は加護亜依もその傾向を持っているのですが、彼女は卒業で救われる可能性大です。)

なので、そういった視点で見た場合の高橋愛は、多分に面白い筈です。もしかしたらこれは(何らかのコンプレックスを持っているであろう)第5期メンバー共通の面白さかもしれませんが*1、私の場合トップを期待されているであろう彼女が、今後起こるであろう大きな壁にぶち当たりながら、どのように成長していくのか...という部分が最近の一番の関心事だったりする今日この頃です。
かなりサディスト的表現ですが、これも愛情だと思ってください^^。

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まあ、彼女についてもっと知りたいので、色んなサイトで研究してみますね。今日はこんなところにしておきます(笑)。

でも常日頃思っていますが、高橋愛ファン像ってつかみ所がなさそうなんですよねえ...加護亜依ファンの様に見事な硬派系じゃないですし。その辺はぶっちゃけ、どーなんでしょうか?

*1:以前、私はどこかで第6期メンバーは足りないものを補い合ってひとつのアイドルの完成形になっている...と書いたかもしれません。いわゆるプラス志向の相乗効果的発想。
その一方、第5期はマイナス志向的で、それぞれのコンプレックスが共通の痛みにはなりえないんですね。でもこれこそがモーニング娘。なんですよ。スタッフは早くここに気がついて欲しいんですけど。