グラビアアイドルの起源と呼称について(その1)

一昨日ゆめりあさん宛てに半ば強制的(笑)に送った資料っぽいメールが、ちょっと使えそうな内容だったので、加筆修正して公開しますね。
ちなみに、イエローキャブ系の話から発展したもので、内容はタイトルの通りです。

尚、資料を紐解いて書いたわけではありませんので、もし矛盾点等ございましたら、メールでもリンクでも構いませんので、ご指摘の程よろしくお願いいたします。
刺激的な方が、リンク発見しやすいので、そこんところも夜露死苦(苦笑)。

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起源を遡ると、由美かおるとか小川ローザ、それとボインという言葉の起源になった朝丘雪路あたりでしょうか。昭和40年代前半あたり。児島みゆきもそうですかね。
平凡パンチなど青年向け週刊誌が創刊され、またTVでもちょっとハレンチでモーレツなお色気番組が増えたことにより、自然にそういったジャンルの女の子にスポットが当たっていった時代ですね。

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でも今に近いグラビアアイドルの元祖はアグネスラム、風吹ジュンあたりでしょう。ゴールデンハーフはそれよりちょっと古いか(笑)。
いずれもレコード出してまして、素晴らしい楽曲を弾むようなボーカルで表現していましたね。

で、同時に気になるのは当時なんて呼ばれていたか?
古くはオナペットって呼ばれておりました。下品ですなあ。
一般的には、ピンナップガールとかカバーガールとかですかね...11PMでいうところの横山エミリーみたいな感じ。

また、当時はサッポロビールとか鐘紡とか旭化成とかクラリオンとかいう企業の広告マスコットガール的なものが登竜門で、そーいった冠がないと中々水着オンリーでは出させていただけなかった時代だったです。
いわゆる、キャンペーンガールですな。

ともかく、この手の女性モデル・タレントは、○×ガールと呼ばれて、どちらかというと男性専科な方面での露出が主でした。それは今も変わんないか(笑)。

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で、その後ガールがギャルに変わって行くんですね。
昭和50年半ばあたりからかなあ...11PMあたりでは”ギャル”という言葉がふんだんに使われておりましたね。
”うさぎちゃん”の時代ですね。あ、うさぎちゃんはヌードだからグラビア系じゃあないか(笑)。

で、グラビア系も呼称が○×ギャルに変わるんですが...なんだっけ......

...そうだ、水着ギャルだ(笑)。

しかし、ウハウハ言いそうな良い響きですなあ(笑)。そう何を隠そう小倉優子は水着ギャルですよ。水着ギャル(爆笑)。

イエキャブの最初期のアイドル「堀江しのぶ」は、この頃ですね。彼女もクラリオンガール関係だったのかあ。

で、その後、エロのトレンド(笑)がピンク映画からAVに移るにつれて、それを反映してか、1980年代末期あたりからセクシーアイドルとかセクシータレントと呼ばれるタレントが増えてきます。「杉本彩」とかですね。
この後本物のAV出身者がタレントに転向してきますから(笑)、唄って踊れるセクシーアイドルとしての黄金期はここから「細川ふみえ」辺りまでですね。

ちなみにこの時代、イエローキャブは「かとうれいこ」と「細川ふみえ」で勝負しています(「CCガールズ」とかもそうだったかなあ)。
この頃のイエローキャブは巨乳というキーワードだけではなく、巨乳で清楚(あるいは知的・健康的)な顔立ち、あるいは巨乳で童顔...といった、大衆受けする付加価値を必ずつけて売ってきたことが特徴です。
これは大きかったです。乳じゃなくって戦略が(笑)。
この頃から「癒し系」なんですよね。
アデランスつながりですし。

(続く(笑))