国内盤→輸入盤

音楽配信メモ経由でowner's log by Kentaro Takahashi輸入盤が規制されて・・・僕達は輸入盤だけを買うことになる(本編)なんだけど。

私は音楽業界の内幕(笑)には詳しくないので、いや言葉を変えると1990年以降の洋楽はつまらないものになってしまっているので、例の件に関してはさしたる興味もないのですが、やはり近くにいる人は解っていらっしゃいいますね。
つーか、私もこれと似た仮定の基に色々と考えていたのですよ(笑)。物事を考える際には断面ばかり見るのではなく、いくつかの未来を予測しながら判断すると、向こうの言い分が解ってくるからね。
ああ、変なコラム書かずに済んだよ。よかったよかった(苦笑)。

で、本来の還流盤規制だけを考えると、これが答え...というかファーストステップなんでしょうね。
高橋健太郎氏のコラムでは海外アーティストにやや絞って話を進めていますが、これは邦楽アーティストでも変わらないでしょう。
その昔(いやそんな昔でもないか)、格安のDVDソフトが市場に溢れ始めた時、プレス等の製造工程は海外で行っている...とかいう話をどこぞで聞いていたのですが(うーん、洋画ファン方面からかアダルトファン方面(笑)からか...)、それからかなり経っていますので、そのビジネススタイルは当然音楽業界も参考にしているでしょうし、もう既に見えない部分では浸透しているのではないかと思います。

で、その辺のルール作りをしようと考えている向こうサイドから、「輸入盤全てを規制するとまで言っていない」という発言があっても特に疑問視する必要はないと感じますけどね。
それを「はぐらかしているのではないか?」ととる方もいるんでしょうが、むしろ「彼らは何も考えていないんじゃないか?」という見方もできるでしょうね。お馬鹿さんだとかじゃなくって、そもそも向かっている未来が違うということ。

ただ、余計なことを考えちゃう可能性もあるから、万一その手の話をしだしたら、アピールするという姿勢が大切。それは理解できる。

で、彼らはやがて通るであろう法案を以ってルールを作り、製造ルートを確保し(既にしていると思うが...)、円滑な供給が行われて、めでたしめでたし...となる筈。

いや、全然「めでたしめでたし」じゃ無いんだけど(笑)。

この点についての個人的な興味というか問題は、その後の未来で「でさ、製造コストが安く確保できたんだから、その分消費者に還元しろよ」という論法が彼らに通ずるか?...の一点だけです(爆笑)。

いや、洋楽だけじゃなくって邦楽もだよ。