Berryz工房/ポップジャム

例の低得点(35.2%)については様々な意見があるようです。リンクするのは面倒いのですが(キーワードを手繰ってみてください)、概ね「アウェーだから仕方が無い」とか、「あれはつんく♂が悪い」とかそんな感じですかね。
つーか、本当にそうか?...単純に何が足りないのか?...を考えてみよう。
考えられるのは次の2点かな。

まず、キッズモノは元々ハードルが高い。
一般的に子供と動物が出ると視聴率が上がるといわれるが、だからといってペンギンやアザラシに歌わせても高得点は望めないだろう(笑)。
高得点だったSweetSをはじめPriere等のライバルユニット達はダンスの他にもきちんとハーモニーの勉強をさせている。結果その成果物がちゃんとリスナーの耳に届くけど、ベリ工については彼女達の将来に活かせる曲を与えているかは甚だ疑問。
例えば一連の楽曲(3部作)は「元々シャッフルユニット用に作られた曲だった」とつんく♂氏が発言したというデマが仮に流れても誰も疑問を発しないだろう。それだけ一貫性が無くギミック度がかなり高い。
つまり、可愛い子供たちを集めただけの子供だましユニットと思われるのが一番危険なこと。今回はどうか?...口パクとかに逃げていないか?

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もう一つは私の印象から。
ベリ工もそうだが、一般視聴者ではなくハロプロファンに向けて発しているユニットならば、このような番組に出演する必要はないのではないかと思う。
多くのハロプロ支持者は、彼女達に松浦亜弥後藤真希の様な皆に愛されるアーティストになって欲しいと願っているだろうが、一方、周辺のベリ工ファンはかなりオンリー度が高くなってしまい、期待値や妄想度がやたら高い状況になってしまっている。これがファンならず制作サイドにまで伝染しつつあるのではないか?...これが一番怖い。これをオーディエンスは完全に見破っている。

また、ハロプロファンは皆の想像よりも盲目的では決してないということ。
安倍なつみも出演したのだから、完全なアウェーとは言い切れない。批判をする時は批判をする。
特に安倍なつみファンやカントリー娘。ファンは比較的古参ファンであろうから、自浄作用的な評価ではないか?...とも感じられる。

以上。
現実を真摯に受け止めて、出直して欲しいと思う。