モーニング娘。/CD「女子かしまし物語」

曲の印象を書いてませんでしたので、書いておきますね。

よく指摘されがちな「おニャン子クラブ」の「会員番号の歌」シリーズの系統ではなく、歌謡曲をある程度知っているであろう方々が指摘している、荒井注在籍時代の「ザ・ドリフターズ」の一連のヒット作品の系統ですね。

よく指摘されているのは「ドリフのズンドコ節」なのですが、この曲は1〜5番は各メンバーをモチーフにした替え歌で、6番が元歌となっています。
掲示板等で「替え歌が」云々って発言している方々の深層心理にはコレがあると言っていいでしょうね。

但し、メロディーラインなどは、むしろ続編的な作品「ほんとにほんとにご苦労さん」(個人的にはこちらの方が好き(笑))を参考にしているんじゃないかなあ。

アレンジなどについては、サックスのパートがあるために前作の流れを汲みつつも、やはりベースはドリフ。しかし、「ヤンヤンヤン」という魅惑の女性コーラスを入れるほどの勇気はなさそう(笑)。
よって、それをTPD(東京パフォーマンスドール)の「CATCH!!」の様なダンサブルな女性アイドル向けに仕立て直しているといった雰囲気ですね。