The Beatles/「ザ・ビートルズ '64 BOX」

最近この方面の情報に疎くなっているので、スポーツ新聞で知るなんてのは旧マニアとして、とっても恥ずかしいことです(苦笑)。

今回の復刻盤は紙ジャケット仕様で、全45曲がステレオとモノラルの両バージョンを収録。

キャピトルらしい安易なジャケットデザインが素晴らしい。

東芝EMIでは...

87年以来廃盤になっていた幻の米オリジナル・キャピトル盤、CDとして復活。初CD化。
各アルバム紙ジャケット仕様(分売なし) ボックス収納
全曲ステレオ&モノ両バージョンを併録した超お徳用盤
全45曲中33曲が初ステレオCD化
オリジナル・ステレオ&モノ・マスター使用
24ビット・デジタル・マスター化
52ページ英文ブックレット付
日本語ブックレット付(英文ブックレット翻訳/歌詞・対訳/解説)
4枚組¥10,000(税込) TOCP-67601-04 (CCCD

おお、CCCDですな。
マニアだったらオープンリールであろうが8トラックテープ(笑)であろうが購入すると思いますので、もしCCCDから通常のCD-DAになったら、レアモノとして相当な金額で取引されそうな予感がします(苦笑)。

つか、海外盤をどこぞで入手しようっと(笑)。

購入ポイントは何といっても米キャピトルのオリジナル音源か否か?...ですね。
この「オリジナル・ステレオ&モノ・マスター使用」が英EMIのオリジナルならば単なるコレクターズアイテム、米キャピトルのオリジナル音源ならばマニア垂涎のBOX SETとなる筈。

特におすすめはSOMETHING NEWのモノラルバージョン。
THE BEATLES RECORD LABORATORY」の同ページを見れば判るとおり、この頃はリリースのタイミングが米英異なり、その都度ミックスをしていた為、特に英「A Hard Day's Night」辺りのミックス違いはマニアの間では非常に有名。

他にも異様に深いエコーがかかっていたり、擬似ステレオだったりと、聴きどころ盛り沢山(笑)。

ちなみに復刻モノって、ブートレグ界では昔から存在していて、GET BACKに代表されるセッション流出モノ、アウトテイク集、BBCでのスタジオライブと並ぶ人気商品だったりするので、その対策もあるかもしれません。

好事家向け。
おすすめ。