最近の芸能人・文化人の出演拒否報道

もうひとつ。
(これはエイプリルフールネタとしても使えそうな感じなんだけどね。)

最近の芸能人・文化人の出演拒否報道について。

そういえばこんなことがあったよね。
あの時は音制連音事協ともに声を上げたため、テレ東の当初の目的であったBSデジタルを使った地上波コンテンツの2次的使用が頓挫したんだけど、これと同じことが再び起こりそうな予感。
あくまでも番組内サイトでの限定的な使用であればOKだろうが、それを拡大解釈し自由な裁量で2次使用し始めると、問題に発展する可能性が高く、結局トーンダウンするだろうってことはある程度予測がつく。

今は「義理」とかいう理由で出演を拒むだけだが、タレント・文化人は理論よりも直感で判断する人間だから、その辺の嫌悪感が先回りしている印象が強い。

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また、ネットで人気投票をし番組を入れ替えるというアイディアもノーだろう。
これはネット局が猛反発する予定。
地方局はJRN,NRNのクロスネットも多く、またNRNは文化放送との共同的なネットワーク、さらに小規模ネットの番組も多い。だから、TV局ほど強制力が働かないという部分がマイナスに作用する。
安定した番組運営を期待するならば、文化放送MBSOBCやABC、CBC東海ラジオあたりと番組契約した方が遥かに利点があるだろう。

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それと。
放送とネットコンテンツの融合なんて、どの基幹局も既にアプローチしている筈。新しいことだなんて全く思わない。
今「やっていない」ってことは、怠慢その他で「やらない」んじゃなくって、諸事情で「やれない」って事の方が多い。
今見える部分だけを比較して、アイディアレベルでイイねえなんて、私にはとても言えません。