SweetS@プラチナチケット

テレビ東京系番組「プラチナチケット」において、放送作家おちまさと氏がユニットをプロデュースとのこと。

おちまさと氏はavexから依頼を受け、avex audition 2002で合格した15名から若年層の5名をピックアップ。
ピックアップの手順として、ダンスレッスンをマジックミラー越しに観察(笑)したり、avexの新人等のプレゼンテーションなどで観察したりしている画面を紹介。もっと堂々としていても全く気が付かれないと思いますけど(苦笑)。
その5名は下記の通り。

瀧本美織、1991/10/16、鳥取
吉村綾花、1990/09/22、大阪
岩崎舞、1991/10/11、長崎、スターライト九州
竹輪春奈、1991/04/23、長崎、スターライト九州
柏木亜季子、1990/08/24、大阪

avexの新人等のプレゼンテーション(in ヴェルファーレ)終了後にその5名を召集、その後リムジンに乗ってavex本社のミーティングルームへ。

彼が用意したフリップには、ユニット名「SweetS」、デビュー曲「LolitA★Strawberry in summer」、コンセプト「ややパンキッシュなダンスユニット&Teenのファッションリーダー」と書いてあり、ホワイトボードには、そして今回のプラチナチケットのテーマ「Self ProduceCD 〜はじめてのCDリリース 5人だってできるもん〜」を発表。なんでも「初めてのおつかい」の音楽版なんだそうな(苦笑)。
というわけで、彼女達には単に歌を唄うだけではなく。プロデュースも自分でして欲しいとのこと。彼が彼女達に指示した具体的手順は下記の通り。

作曲→作詞→アレンジャー→デレクター→レコーディングスタジオ→レコーディング→トラックダウン→マスタリング→ジャケット製作…アートデレクターを探す→プロモーションビデオ制作…監督を探す→タイアップを探す→プロモーション活動→歌番組出演→キャンペーンに行く→発売

で、その後リーダーを決めて欲しいということでミーティングが始まるのだが、その際にスイーツ(苦笑)を渡される、数は7個。残り2個分は新メンバー分、つまり街で探して来いとのこと。
またFOMAを渡され、おちまさと氏への連絡は週一回のみ、avexへの相談のみは自由とのこと。
期限は8/27のデビューまで。その後売れれば続行するよ...とのこと。

...こんな感じで第1回目は終了。次週は原宿(だと思います)へ残り2名のスカウトに繰り出すといった具合。

感想はまあ...ご勝手にどーぞってゆー感じです。
オーディション選考(avexのね)の仕方から始まり、プロデューサーの話し方、手順説明などの用意周到さを早く見せ過ぎていることからして、レコード会社や番組サイドの焦りを強く感じますね。
今後どこで彼女達がつまずくとかは予め予想できますし、彼女達が壁にぶち当たった時点で代替策が既に用意されている筈ですし、それ以前に間違ってもつんく♂さんとかに頼みには行かないでしょうね。たとえ彼女達が大好きであってもね。
とりあえず、レコード会社と所属事務所と振付師は決まっているのかな(苦笑)? タイアップ先も想像できますね。タイアップがコケてこの企画自体が無くなくなっちゃいましたあ...てのだけはやめましょうね。

通常デビュー前ならば本人達の歌やダンスの質を上げることに集中させるべきもの。単純に普段のレッスン風景や、スタッフとのリアルな接し方などから、彼女達の成長を見せていくスタイルで充分良いはずなのに、このプロセス中心主義ってのは、放送作家系の方が陥り易い欠点ですね。
...で番組と一緒に心中すると。
まさしく第二の秋元康誕生の瞬間ですな(苦笑)。
あんまり女の子をダシに使っちゃあダメよ。

4/21、14:30頃追記
テーマは「5人だってできるもん」じゃなくって「あたしだってアイドルしたい」の方が良いんですけど(笑)。