「バカンスの恋」PV

昨日、とある番組を録画中に、偶然Bon-Bon Blancoの新曲、「バカンスの恋」のPV(プロモーション・ヴィデオ)を見ることができましたよ。
(Viewsic、2003/05/21、23:00頃)
で、何度か繰り返してみた感想です。

まず、この曲自体、初めて聴きましたが、これ、いわゆる『勝負曲』ですね?

歴史上の話をして大変申し訳ございませんが、分かり易い例えとして、スーパーモンキーズから安室奈美恵へ変化する過程で、東芝EMI時代ユーロビートに挑戦した3部作というのがありましたが、それがすなわち彼女自身の勝負曲だったと思います。で、今回のボンブラの新曲もそういう「臭い」を感じ取りましたよ。

次にPVの印象。
Annaの躍動感溢れるダンスやヴォーカルパフォーマンスの力量に圧倒されつつも、他のメンバーもチェックしましたが、全体的にクールでシェイプアップされた印象。
ファンに対しとても失礼な表現かも知れませんが、スペースクラフト所属の女の子って、いい意味で躾られている反面、育ちの良さが出てしまっていて、悪い意味での「お嬢様ユニット」という印象を、このユニットですら拭い去れなかった部分があったのですが、曲の方向性が定まったおかげで、そのモヤモヤ感が吹っ飛びましたよ。
おっ、覚悟が出来ているな...という顔をしているのがイイですね。

総合的に判断して、これはセールスプロモーション次第で「売れる」曲です。

現状ではTBS系「Pooh!」の6月度のテーマ、BS2(およびBS-Hi)のBEAT MOTIONテレビ東京・月曜夕刻の「コラボレーション スタジアム」(コラスタ)のみとなってますが、地上波ゴールデンタイムの歌番組にいかに露出していくか? およびCDショップ展開をいかに行うかが、今まで以上に重要になってくるでしょう。

2003/05/22、17:40頃、誤字脱字等を訂正