t.A.T.u.来日のみどころ(その3)

ちなみに、私自身はどーでもいい話なんですけどね(苦笑)。

◆黒幕はマネジャー

 今回のドタキャン劇は、現場に同行していなかったタトゥーのマネジャー、イワン・シャポハロフ氏が引き起こしたものだった。ユニバーサルによると、同氏は番組が始まった直後の27日午後8時10分ごろ、楽屋に戻った2人に電話。番組出演のキャンセルを伝えた模様だ。タトゥーも混乱したようで、レナ(18)は「歌おう」と提案したが、ジュリア(18)はシャポハロフ氏が言うならと、出演拒否を主張したという。

 ロシア紙イズベスチヤ(電子版)によると、シャポハロフ氏は出演拒否について「彼女たちのパフォーマンスや言動の感覚が、番組の中でうまく表現できていない」とコメントしている。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/jun/o20030628_10.htm

やっぱりそうですよね。予想通り(笑)。

この手の外タレ対応で、よくみかける方法は...

  • ライブは録画で別途収録しておき、それを放送、本人は生出演するがトークのみ
  • 別スタジオにセットを設け、本人達はそこで待機、司会者が別途そちらに行きトーク〜ライブ
  • 海外から衛星生放送

...という、これだけの金をかけているよ、特別待遇だよ...っていうことを意識させて煽るって方法、「夜のヒットスタジオ」とかではやってましたよね。つーか、国内アーティストでも「うるさ型」なアーティストにも同様だったかな(笑)。
だから今回、対応が甘いって言えば甘い。

番組では「生ライブ」と「他アーティストとの一体感*1」的なコンセプトを守ろうとする意識が強かったんでしょうね。
まあ、そこを突いてくるのは予想できるんですけど、対応が早すぎる(爆笑)。

それとカラオケの件は、「歌えなかったから歌わなかったんじゃない」っていう声へのエクスキューズですね。
まあ、私のblog読んでの反応じゃあなくって(笑)、そーゆーことは当然周りから聞こえてきますから...
そういう対応の素早さは、まさに用意周到な確信犯的行動で、打ち合わせ不足だったからこのような悲劇が発生したって言い訳とは矛盾する行為の様な気がします(笑)。

おまけ。

6月27日(金)ミュージックステーション t.A.T.u.出演キャンセルについて

6月27日(金)ミュージックステーションへの出演にあたり、1ヶ月前からt.A.T.u.が契約しているユニバーサルミュージックと再三打合せを重ね当日を迎えました。
当日は、本番前のリハーサルにも予定通り参加して貰い、オープニング、トーク、歌披露、エンディングまでの番組全体の構成内容を番組スタッフから本人に直接説明し、理解していただいた上で本番を迎えました。しかし、番組のオープニングに出演した後、それ以降の出演に関して説明も無く突然のキャンセルという結果になりました。
事前の入念な打合せにも関わらず、こうしたt.A.T.u.サイドの突然のキャンセルに対して、私たちも理解に苦しむところです。
私たちの番組は、本来アーティストの方々による歌のパフォーマンスを、ファンの皆様に楽しんでご覧頂いております。したがって、このようなファンの皆様への裏切りとなる出演キャンセルには、強い憤りを感じます。またそれによって話題を集めることが、t.A.T.u.サイドのプロモーション方法だとすれば、失望と怒りを禁じえません。
出演を楽しみに待っていただいたファンの皆様および、当日の出演者の皆様、放送にあたり準備作業に尽力したスタッフに対して、番組責任者として大変申し訳なく思っております。
最後にt.A.T.u.サイドに、今回のようなファンの皆様を裏切るような行為は今後二度とせず、プロとして自覚を持ったアーティスト活動を行っていただきたいと強く願います。

テレビ朝日 ミュージックステーション
チーフプロデューサー 西村裕明

http://www.tv-asahi.co.jp/music/index_news030627.html
http://www.sanspo.com/geino/top/gt200306/gt2003062901.html

*1:といっても、そうは見えないけどね。