余談(理想的な敗者復活劇とは?)

昨日の嘉陽愛子(モーニング娘。第5期最終選考)の件や、おはスタ藤森麻由(同、第4期途中落選)は、ネクストステップの成功例でしょう。
成功への道程は、自分の可能性に自信を持ち、焦らず地道に次のチャンスを狙っていく事です。
次のチャンスをモノにしたいと思っているみんな、がんばろうね。

対して、一番やってはいけないパターンは、今月号のsabraに載ってしまった、2436こと嶋田歩のパターンです。

周辺からすると、それ自体良いネタになるし、それで稼いでやろうって思っている人があの世界は多いでしょうから、利用されてハイ終わりの様な気がします。
(女猿オーディションでもありましたよね。似た様な事が...)
また、売名行為とも受け取られかねない、危険な行動を起こしやすい子は、特に大手のオーディションで受かりにくい状況を自然と作ってしまうかもしれません。

しかし、一方で彼女には罪は無いという見方も出来ます。
そう「国民投票」のシステム自体の問題です。

あの時点での状況から推測するに、国民投票という概念は、当初想定されてはいなかった様な気がするんですね。
最終候補者3名がそのまま合格としてスライドしたように、前回/前々回の反省点から原則的に最終選考における敗者や周辺業界に余計な心理状況を作らせない様にする予定だったんだと思います。
しかし、何かの力(多分に番組サイドの色気だったのでしょう)でそれ(国民投票)が、歌手としての生命線である歌声が全く無視された状況下で行われてしまったために、逆に最悪の結果となってしまい、また新たな不幸が生まれてしまった...ということでしょう。

すると、今後のオーディションがさらに閉鎖的になってしまうことにもなりかねませんから、これはよくない状況ですね。
(実際、今回のハロプロ新ユニットオーディションがそうでしたし...)