モーヲタとジャニオタ比較論(その3)

次に男女の違いと倫理観についての一般論。

パソコン通信の男女比が9:1ともいわれた90年代初頭では、男性が主にパソ通で、女性が主に同人誌でおたく文化を育んできたことは、まず間違いないでしょう。

次に、男性のインターネット上での倫理観がルーズなのは、実社会でもルーズであることに等しいです。
例えば、夜の繁華街を歩けばわかるでしょうね。
さらに男性の場合は”本音と建前の世界”が根強く残っていますから、ネットに裏社会を投影したくなることはごく自然なことではあります。
裏インターネット本(多くは海外ポルノサイトのURL集)はIEがリリースされる前から普通にありましたし...

いや、女性もアンダーグラウンドな状況になってくると、守るべきこととか教えてはいけないことってのはあるのは同様ですね。「J禁」「一般禁」とかの用語を聞くと、本音と建前のつけ方が男性ほど曖昧に出来ないということもわかってきます。

ホモネタ厳禁志向は、やはり例の「光GENJIへ」が大きかったのでしょうか? いや、これ自体書くのもタブーなのかな? そういう大事件(?)をくぐり抜けてきたことも大きかったんじゃないかと思いますけど...

こちら(ハロプロ)方面はやっぱり色んな意味で未熟な部分はあると思います。

アイドル冬の時代ってのを経験している人達は、分かり合える方々ばかりだと思いますが、その他大勢はこれからですから。
それでも古き悪しき慣習の多くは消えていると思いますし、最近の若い衆を見ていると良い方向へは向かうとは思っております。

まあ、肖像権無視の状況はアンダーグラウンドなビジネスマターだったりしますから、まだまだ時間はかかるとは思いますけどね。