作家は多人数がよいか?それとも少数か?(その1)

前項の「夢」の話の続き。

最初は子供の読んでいる本(幼児雑誌)について、これを読んでいる大人はロリコンか否か?みたいな話で盛り上がる。これは大したこと無いので割愛します。

で、そのおじさん、以前から私の事を知っているらしく、突然「いぬいぬさん、私なりにアイドルの年表を作ってみたんですけど、観ていただけますか?」と胸ポケットからA4程度の紙を取り出し、私に差し出しました。

おじさん「(紙を指差しながら)近代アイドルの歴史はここからでいいんですよね?」

私「うん、南沙織とか天地真理とかがデビューした昭和46年あたりだよね、良いと思いますよ...あ、小柳ルミ子もそうだよね。」

おじさん「いぬいぬさんは『1970年代型アイドル』とか、『1980年代型アイドル』とかよく書かれていますよね?」

私「あれは松田聖子登場以前・以後というか、アイドルが(テレビ的に)国民的なものから、より異性を対象としたものに変わって行った前と後が大体その辺りなんですよ。」

おじさん「じゃあ、『1970年代型アイドル』と評したモーニング娘。とかって、異性のものじゃあないんですか?」

俺「うーん、なんだろうなあ?*1

おじさん「...いぬいぬさん、1980年代のアイドルってベルトコンベア式製造法で作られたアイドルだって言ってましたよね?」

私「確かに。」

おじさん「例えばピンク・レディーとかって、殆ど一人の作家が作ってましたよね。曲を。でも、松田聖子は多人数。そこにヒントは無いですか?」

で、目が醒めました。

うーん、おじさん、中々深い考察をしていますね(爆笑)。
(続く(苦笑))

*1:ちなみに『1970年代型アイドル』って表現をしたのは松浦亜弥の方で、モーニング娘。をそう評したことは無かったような気がします。苦笑。