いろんなこと(2004.10.12)

近況です。
3年休は知人から猫を預かったりしたため、基本的には自宅周辺のみの行動でございました。

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台風激ヤバでした。

自宅(東京都杉並区)の近所には善福寺川という神田川の支流っぽい川が流れているんですが、緑が多く、川も割と澄んでいて、おいしそうな鴨が結構いるので猫も多く(笑)...といったあんばいの、都会の喧騒を忘れさせてくれる素晴らしいプレイスなんです。
いつもは水位は高くなく、通常は20cm程度の小川麻琴的雰囲気。

それがあの台風の豪雨のせいで見る見るうちに増水していき、下水の様な異臭を放ちながら猛烈な勢いで流れはじめる。

そして18:30頃、風雨がピークに達していた頃、水位はあと2,30cmほどで溢れるところまで達し、近所の橋には消防署員が配備され、警報のサイレンは鳴りっぱなし、橋はいつでも封鎖できる状況になるほどの、正に極限状態。

幸い台風のスピードが速かったお陰で、19:00頃には雨も止み。徐々に水位も下がったため事無きを得たのですが、マジであと30分豪雨が続いていたら床下浸水避けられなかったですね。多分に橋も流されていたかもしれない。
久しぶりに戦慄を感じました。

よく川を見にきた住民が流されて死亡...なんてニュースがありますよね。あれアホか?と思いましたが、橋上に溢れ始めたら、急流に足元すくわれて、はい!さようなら〜ですね。
それでも恐いもの見たさというか、ここ通らなければ早く帰れないとか...そーいった安易な気持ちが先に立って、人は命を失って行くんですね。それがよくわかったよ...

当時の状況は「善福寺川blog」に写真が掲載されています。一番下の写真と比較してみてください。
溜まっているだけに見えますが、実際は急流です。事実上上流のようなものですから、溜まらずに一気に流れるんですね。写真は公園地帯ですが自宅付近は住宅密集地域ですので、川に一番近い民家は浸水というより倒壊してしまう可能性大です。

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その頃ウチの奥さんは何をしていたかというと、新宿コマ劇場これ観てました。
夜中に酔っ払って帰ってきたとき、本日二度目の戦慄を感じました。
ウチには恒常的に災害が発生します(苦笑)。
ちなみに前半眠くて後半まぶしかったそうな。

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それと昨日だったか、近くの年期の入ったアパートから荷物を運び出している姿がありました。
最初、引越しかと思いましたが、荷物の多くはゴミ袋に纏められてる。
どうやら相当ひどい雨漏りがあったらしいです。