テレビ局のOP/ED(その2)

それで、OP/ED萌えが久しぶりに芽生えしてしまい。色々探しました。
で、2chの「最恐テレビ局OPEDは?」というスレを見ると、あのNSTのOP/EDが予想外の大人気なので驚く。
NSTサイケ」という愛称までついている。

思い出した...
子供の頃は心霊現象とかの類は特に恐くなかったんだけど、NSTのOP/EDだけはマジで勘弁して欲しかった。

小・中学生頃、早朝にアニメとか第1期ウルトラシリーズの再放送がBSNとかであった際に、早起きしてTVをつけると運悪くあの不気味OPが流れてしまい、その一日は自責の念で鬱状態
また、ウチの親は深夜の海外ドラマを良く見ていたのだが、何故か必ず途中で寝てしまい...部屋の向こうからあの不気味な音楽が流れてくる前にTVを消さねばならないので、もう眠れないったらありゃしない...

そんな素敵なOP/EDは「画箱」の「懐かしTV」でアップされています。
(3ページ目以降だったかな...)

NSTの開局は昭和43年末。物心ついた頃(昭和45〜46頃)にはあのOP/EDは見ていますので、開局当時から流していたのでしょう。
丁度その頃(昭和45年前後)はサイケデリックなアートが日本でも芽生えた頃だと思いますし、映像的にも映画産業が斜陽化し、怪奇ブームで殺伐とした作品がアニメ等に多かった時代だから、暗く陰のある雰囲気がアーティスティックな感性に結びついていた時代ともいえるんじゃないかな。
ここにカラー化や、UHF波解禁によるの大量開局(その多くはフジ系)が結びついて、この時代(1960年代後期〜1970年代)に作られた(あるいは作り変えられた)OP/EDは多い。そしてその多くが強烈なインパクトをもっている...と言えそう。

今見るとXTCのOranges & Lemons(ASIN:B000000OYZ)のジャケットみたいでオシャレなんだけどね...

ちなみに(その時代より前に開局した)のBSNは無味乾燥タイプ。その時代より後に開局されたTNN(現TeNY)とNT21はオシャレでしたね。こちらは普通にお薦めかな。